vol.310　闘争心について

2024-10-01

・藤井聡太さんの「闘争心について」

・藤井聡太さんの幼少期のエピソード

・藤井聡太さんの礼節

・闘争心とエゴの関係

・将棋のコンセプト

・無垢な闘争心とは

・藤井聡太さんの将棋と反省力

前回はですね、藤井聡太さん・藤井聡太さんですね、の「闘争心」について今回話してみようと思います。お話ししてみようと思いますね。

彼は闘争心がないわけじゃなくて、めちゃめちゃあるんで。…ちょっと前なんですけども、彼が子どもの頃にあれは小学生ぐらいなのかな？

将棋大会というのがあって、これ負けてるんですね、なんか決勝戦か何かで。その時に舞台の上で大泣きしてですね。これまあ有名な話して、ビデオも残っていると思うんですけども。

https://scrapbox.io/files/66fcfdf7bd9b19001ee113d3.png

https://scrapbox.io/files/66fcfe37696d0e001ca5c549.png

（大泣き）しているんですね。

なんか悔しくて泣いてたんでしょうね。

闘争心がないことないんですよ。ないことないというよりも、彼はものすごく礼節っていうのはきちんとしてますよね、将棋の。タイトル戦であろうがですね、普通のリーグ戦であろうがですね。ものすごく相手に気を使いですね、それをあんまり出さないようにしてますし、すごく自然な形でやってますよね。だから闘争心はあるんだけどもエゴはない。薄いんですよね、すごく。そこが難しい。

闘争心とエゴはどう違うのかっていうところですよね。将棋に関しては戦いですから、要するに。闘争心がなければ負けちゃいます、勝てません。

将棋はアートとか言ってですね

、まああの、なんつうの？うきうきやってたら勝てないです。

やっぱ相手を倒す、相手の戦略・攻略法を潰していくというのが将棋の醍醐味だし、コンセプトだねそれがね。そこが分かってないとやっぱダメですよ。

で、膝井さんはですね、やっぱあの詰め将棋が

多分世界一なんですよ、あの方は。

(※詰将棋とは、与えられた譜面に基づいて、一定の持ち駒を使って王将を詰める将棋)

だからそういう…. 演算能力？思考方法？

このコンピュータで言ったらAIですよね。AIっていうのはあれだよ、別に人工知能でもなんでもなくて、単なる演算能力、あるいはそのアプリだよね。アプリの高度に発達したアプリだから。特別なものではないんだけども、まあ簡単に言うと、演算能力が非常に優れているという。

そういう面も持ってるし、エゴも薄い。エゴが薄いから上位の神霊の加護も受けやすいと。で、闘争心もあると。もう・・何つうの？無垢な闘争心だよね。

何ていうんだろう、その…お金を得るためにその…「勝ちたい」とか、地位を得るために勝ちたいんじゃなくて、自分のミスで負けたら大泣きする。

何て言うんだろうね？

古川君の子どもの頃もあったよね、それはね。何なんだろ。言うなって言ってますけども、

まあ言ったかもしれんから言っちゃっていいんじゃないかな？

あのね、小学校の頃に3年生かな？4年生の頃に…やっぱ言うなって言ってますから言わないか、やめとくか。

やっぱ大泣きしたことがあって。まあ、あったということだけは（言って）いいみたい。

それあって…それはもう周りのことが全然関係ないわけですよ。自分が自分の行いに悔しくて泣いちゃうわけですよね。

だからそれで相当反省したんでしょうね。だから同じ間違いをしないっていうか。

それからも藤井さんの将棋って

僕ずっと見てるんですけども。（将棋で）負けた時っていうのは…藤井さんっていうのは最短で勝ちに行くんですよ。最短で勝ちに行くっていうのは、要するに普通の人だったら「ここはこうやっても勝ちだろう」と、つまりその「慎重に行っても勝ちだろう」とか、

あるいは危ない橋は渡らないでこれは勝てるなっていうところでも、藤井さんは踏み込んで最短で勝ちに行くんですよ。

そういうの絶対…普通の人は危なくて、8段9段でもですね、将棋の、怖くてできないようなとこでも踏み込むわけですよ。それがタイトル戦で、それを負けたらタイトルを失うよというとこでも踏み込んでいくわけ、彼は。

それをやらなかった時は負けてるんですよ、彼は。あ、見てるとそれは分かるんです。私は将棋は弱いんだけども、「ここでそれやらないの？」って思った時は負けてるんですよね。そこからずっと下降線をたどっちゃう。それはあんま誰も気がついてないよね。

で彼が、藤井さんが、そこで気が付くか気付かないかだよね。多分気付いて、また今また勝ち続けてますけども、その。

だからその「闘争心」というのはですね、反省力？に繋がるんだよね。

繋がる・・・闘争心と繋がらないでそのアラブとかイスラエルとか、とにかくもう相手をやっつけてしまえという方向に行く闘争心とは全然違うから、そこを間違えないようにってことですね。

ま、基本はエゴがないってところ。エゴが薄いっていうところですよ。藤井さんの闘争心というのはね。

でアラブとかイスラエルの闘争心というのはもうエゴ丸出しですよね。

そこが違うというところです。

はい、今日はここまで。